2006年06月27日

61話

・露子、夜出かけたきり帰らず。
 不安&不満な糸川家朝食。
 お丹が海苔をバリッと食う。
 1枚、丸々食うのか、贅沢な。

・切れていない沢庵。
 美禰子の不安の現れ、ってことなのか???

・露子を買ったと客が告白。
 「本当なんですか、猪俣さん!」
 カウンターでする話か。
 他に客もいるのに。
 「悪いことしたみたいじゃないか」
 「そういうことって、悪いことじゃないんですか」
 しかし、猪俣さんは情報通。
 スナちゃんが金を盗ったから、露子が穴埋めをしたと知らされる美禰子。

申し訳ない
 体を90度曲げて、美禰子に謝るスナちゃん。
 「俺、悪いことしたなあ」
 飲み歩いている金がどこから出ているか
 両親は考えなかったのか?
 それもアレだよなあ。
 お丹なら湯水のように小遣いを渡しそうだが。

・「今浜」店内で、坊ちゃん、スナちゃん、美禰子で相談。
 なんで奥で話さないのかなあ。
 坊ちゃんとスナちゃんが別々なテーブルに座っているのが
 よい距離感。

・露子、戻る。
 50年代ルック。
 化粧は濃い。

・「露子!
  そんな格好しかできなのか!」
 いきなり怒る坊ちゃん。
 自分の思い通りにならないからってねえ。
 一応、美禰子が押さえてみる。

・「あんたが私を束縛できる権利があるとでも思っているの」
 もっともな意見である。
 それなら、
 「どうして帰ってきたんだ」と聞く坊ちゃんに
 「私が堕落しきった女だということを
  わかってもらおうと思ってさ。
  手の付けられないような腐りきった女だってことを
  骨身に染みて分かってもらえれば
  もう私のことは放っておいてもらえるかと思って
  それで顔見せに来たんだ。
  ただ、それだけ」
 しかし、露子の計算は甘い!
 そんなことで諦めるような人たちじゃございませんのよ!!!
僕たちは露子を
放っておくことなんかできない
 自分たちの目的の前には
 露子の気持ちなんか考えない坊ちゃんなのですわーーー。

  *このあたりの台詞、若き日の加藤剛なんかが言ってそうだ。
   でも、加藤剛は演じそうな役からはほど遠いのだ。
   役者的にではなく、脚本的に。
   ここまで、熱くて薄っぺらい人物をよく作ったな、とある意味感動。

・「あんたを救いたいの。
  ドブの中から救いたいの。」
 親切の押し売りをする美禰子に、露子の決定打。
 あんた、ヘンだよ
 「どうかしてんじゃない?
  付き合ってると、こっちまでヘンになる。」
 美禰子に染まらず、強く生きて欲しいよ、露子には。

・「需要と供給の関係。
  自分の物を売っているのに
  文句言われる筋合いはない」
 正論を言っている露子に
 バカモノーーッ
 坊ちゃん殴る。
 手のひらで殴る。
 「露子がどんなに嫌がったって
  僕たちはお前を捕まえて離さないからな。
  勝手な真似はさせない」
 アンタの理屈の方が勝手だよう!
 しかし、美禰子がさらに援護射撃。
 「あんたを立ち直らせるのが
  私たちの使命なのよ」
 元夫婦の共同作業。
 そりゃ、楽しかろう。
 いい迷惑だと言う露子にもめげません。
 「迷惑でも、私たちはあんたから離れないから」
 二人もストーカーがつくなんて・・・。
 露子、大不幸。

・そんな自己満足の世界から、自分の部屋に戻った坊ちゃん。
 おかえりなさいませ
 三つ指をついて坊ちゃんを迎えるとき子。
 怖っ!

美琶子って誰?
 いろいろ調べてきたようです。
 口が軽い人もいるもんだ。
 ハッキリ答えない坊ちゃんに
 「先生、恥ずかしいんでしょ。
  吉原で女郎屋を経営してたってことが。
 ははははは(藁)
 私、本当に呆れてしまって。
 開いた口が塞がりませんわ。」
 ほほほ、じゃなくて、ははは、と笑うとき子。
 ちょっと豪快。
 西洋文学について滔々と述べる坊ちゃんが
 女郎屋の主人だったなんて!
 と、嘲るとき子。
 でも、当時は合法だったんだし、
 そんなに悪いことじゃないと思うんだけど。
 寛次郎のように、華族の人だって行ってるんだし。
 いわゆる「紳士の社交場」でしょう。
 とき子は、金は持っているけど、
 身分的には高く無さそうだな。
 女郎屋を笑えるって、どんな階級か?

・美琶子と別れた理由について、さらに追求するとき子。
 「言うつもりはないよ。
  帰ってくれ」
 断る坊ちゃんだけど、とき子は負けません。
 「言うまで帰らない。
  今後私のような犠牲者を産まないために。
  次から次へと女を替えていらした先生の過去を
  なにがなんでも追求しなきゃ、私は気が済まないんですもの」
 そんなに女が・・・、と思ったけど、
 例の鶯の彼女とか、たぶんいずみさんともアレしてただろうしなあ。
 しかし、美琶子とのことは、現地妻で
 あくまでも本命は美禰子と言っとけばイイんじゃないかい?

・「帰ってくれ!」
 とき子を室外に追い出す坊ちゃん。
 どうもこの部屋は鍵がないようで、
 坊ちゃんが片手でドアを押さえています。
 引き戸なのに、引くことをトライせず、
 とき子はドアを叩くばかり。
 力比べはしないのか。
 曇りガラス越しのとき子の顔は、ちょっとホラー。

・若人は懲りずに「モナムール」。
 すっかり「貸本屋」だと思っているな。
 今日の題材は「シラノ・ド・ベルジュラック」
 「日本にはシラノを演じられる俳優はいない」
 ひかる、生意気な!
 僕ならできる、と、にんじん。
 容姿にコンプレックスがある彼には
 シラノの気持ちがわかるらしい。
 理解できるのと、役を演じるのは全然別だと思うけど、
 まあ、若い人に何を言っても無駄だな。
 「シラノの最後はハッピーエンドにはならないのかなあ」
 夢見るにんじんに
 「やだ、そんなの、つまらない」
 ひかるは拒否。
 悲恋だから、いいのよね。
 なんて盛り上がっていたら、とき子が店へ。
 3人を見て唖然。
 そりゃ、ビックリだよなあ。。。
 来るとは思わないよなあ。。。。

・しかし、この状況を逆手に取り情報収集開始。
 「美琶子とは、誰か?」
 しらばっくれる進一とひかるだが
 「進一のおばさんだよな」
 にんじんが口を滑らせる。
 って、ことは、坊ちゃんの妹!!!
 さらに問いかけようとするとき子だが
 「なんだか気分が悪いな」
 にんじんの演技に中断される。
 にんじんも、曽我家の方の叔母とか、
 あ、あれは「美禰子」さんかあ、とか、
 言い訳のしようもあるだろうになあ。
 「誤魔化さないでよ」と言うが
 それ以上、追求できないとき子。
 つっけんどんに珈琲代を置いて出て行く3人を見送りながら
 「なんか、あるわねーーーー」
 あるに決まってんじゃん!
 鈍いわねえ。

・「今浜」には、露子が連れてきたアメリカ兵が大盛り上がり。
 店内に流れるジャズ似合わせて踊っています。
 音楽を止める美禰子。
 負けじと、音楽を再び流す露子。
 それは魔法の箱か
 音源はラジオのような気がするんだけど、
 なんでそんなに都合よく音楽が流れてくるんだ?
 露子がスイッチを入れたとき、
 止めていた曲の続きではなく
 あらたな曲が流れてきたよ。
 しかも、都合よく、アップテンポの曲。(スウィング?だっけ??)
 思い通りの曲が出てくる箱なんだなあ。

・店の客は怒って帰る。
 アメリカ兵のまで、強気だなあ。
 ちゃんとお金を置いてくのね。

・糸川家で、さらに家族会議。
 追い出せ、
 追い出せない。
 「あんなアバズレに関わっちゃ、ろくなことが無いって
  美琶子ことで、もう骨身に染みてわかっているはずだろう」
 「そうだよ。ねえさん。
  悪たれ振りを見てたら思い出しちゃったよ、
  美琶子姉さんのことを」
 誰もが、露子を見て、美琶子を思い出すのか。

・だからなのよ、と、
 美禰子、ついに告白。
 「お母さん、わたし殺したの。
  美琶ちゃんを殺したんです

 家族が衝撃を受けるBGMは秒針。
 チックタック、チックタック・・・・・・・。
 お丹とスナちゃんは唖然。
 オヤジは、ビックリだけど顔には出さん。

・「美琶ちゃんは、爆撃なんかで死んだんじゃない。
  わたしが、わたしが・・・・」
 オヤジ、「考える人」のポーズ。


次回予告。
「妹と結婚してらしたのね。
 それじゃケダモノと同じじゃありませんか」
久々に聞くフレーズ。
5年前の事件は時効前。
露子がおこす騒ぎに、たまらんわのお丹。
 


すっかり消化試合だな。
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posted by きんちゃん at 11:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 坊ちゃん観察記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
にこらすはきんちゃんが今浜へ理屈を射撃するつもりだった?
Posted by BlogPetのにこらす at 2006年06月28日 11:34
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