2006年06月23日

59話

・露子が美琶子に似ている。
 疫病神テイストがか?

・スナちゃん情報。
 露子の源氏名はキャシーとかケイトなど。
 米兵を手玉にとっていたが、交通整理ができず
 黒人兵に車から突き落とされた。
 事件に巻き込まれたのではなく、自分からおこしている。 
 立川では「揉め事がつきない女」と言われているそうだ。
 顔よりも、そんな雰囲気が美琶子に似ているんだろうな。

・「親切なのが気味悪い」
 露子は戦災孤児。終戦時16歳。
 両親を戦争でなくし、妹は戦後餓死。
 生活のためオンリーに。

・美禰子、露子の保護を家族会議にかける。
 「立川ってあたりで、そんな女だとおもっていた」
 オヤジはさすがに鋭い。
 それよりも気になるのは、みんなが食べてる丼。
 やっぱり親子丼なのか。
 家にいられちゃ、枕を高くして寝られないと言うお丹。
 「私に任して。ちゃんとしますから」
 ちゃんと、とは、どういうことか。
 なにか今後の方針でも述べるのかと思ったら
 「不幸な人を邪険にしたら、
  私たちだって、ろくなことにはならないの

 坊ちゃんに
 洗脳されてるよ
 自分の考えがない女だねえ。
 「お客様に可愛がって貰って、あたしたちはなんとかやっているんじゃないの。
  そのぶん、他の人にも恩返しをしたっていいじゃない」
 露子の更正と、店の客と、どんな関係があるのか。
 反対するお丹は「ひかるのためにも・・・」と孫をダシに。
 しかし、ひかるは、滅多に我を通さない母が強く言っているので賛成。
 言うだけ言って、店に戻る美禰子。
 反論は受付けんのか。
 強気だな。

・坊ちゃん、「今浜」へ様子見に。
 「あら、あなた・・・」
 先妻の呼びかけじゃないぜ、美禰子さんようっ!
 復縁を望んでいるとは思われたくないのなら、
 名字で呼ぶとか、なんとか、もっと他人行儀にしないとな。
 もう、復縁したも同然としか思えないぜ。

・美禰子、露子情報を坊ちゃんに伝える。
 「米兵といざこざをおこしたから、病院に行きたくなかったのか」
 坊ちゃん、納得。
 
・「知れば知るほど、生やさしいものじゃないわ。
  本当のところ、ぞっとしたの。」
 そんな露子を更正させたら、自分の罪も少しは・・・
 軽くは
 ならねーよ
 それとこれとは別問題。
 なんてこたぁ、坊ちゃんが言うはずない。
 「そうだよ、それこそ、贖罪だよ」
 都合良く露子を利用するつもりだね。

・「露子を立ち直らせよう。
  それが僕らの贖罪だ。
  美琶子への罪を償うことになるんだ。
  二人でやろう!露子のために尽くそう!!
  二人でそれをやり遂げるんだ!!!」
 酔ってるな、坊ちゃん。
 しかし美禰子も同様。
 「美琶ちゃんに対して犯した罪をようやく贖う道ができたと思い
  私は大地にひれ伏したいような気持ちでした」
 二人とも酔ってるのよ。
 もう、誰の言葉も聞こえないわね。
 ある意味、お似合いの二人だわよ。

・そんな二人が「今浜」から出てくるのを見つめる瞳。
 シャキーーーンッ!
 暗闇で光っているよ。
 怖いよ〜〜〜っ。
 瞳の持ち主は、モチロンとき子だよ〜〜。

・別れた二人のうち、どちらかを追うかといえば
 そりゃあ、坊ちゃんだった。
 とき子、笑顔で坊ちゃんの部屋に乗り込む。
 鍵を(まだ)持っているのか、
 んなことではなく、かかってないのか。

・「どうしたんだ、ときさん」
 お前はもう用済みさーーーー。

・お茶を入れるというとき子を断る坊ちゃんだが、
 「先生の女じゃなくなったら、あたし、
  劇団員までクビになるんですか?
  先生のお茶をいれるくらい劇団の女性なら誰でもしますわ」
 とき子、押しまくり。
 困って溜息な坊ちゃん。
 
・巡業は、まあまあの反響で、入りも悪くなかったそうだ。
 自分がいなくても公演に影響がなかったのか、と
 とき子大不満。
 それはそれで筋違いなヒステリーに
 「代役のタケダさんが大変だったんだ」とイヤミ&愚痴をチクリ、
 ではなく、本当に大変だったと思っているだけなんだろうなあ、
 坊ちゃんは。
 でも、とき子には通用せず。
 「自分は死ぬか生きるかの大ピンチだったのに、
  劇団のスケジュールはそのままなんて、
  自分の存在は、地面を這う蟻ほどの存在でもないってこと?」
 蟻に大変失礼なとき子の論理。

・「復縁するの?
 「今浜」を見張っていたというとき子。
 「3時から5時まで。
  男と女が愛を交わすには、充分すぎる時間だわ」
 あんたたちも2時間コースだったのか?
 坊ちゃんはもっとネチネチしてそうだけどなあ。

・「用済みのマッチ棒のように、ポイッと捨てられたんだわ。
  そうとしか思えない。」
 実際その通りだし。

・「過去に何があったか、なにがそこまで引きつけるのか
  言って下さい。」
 過去にワケあり、と考えるのは、どうかね。
 脚本的に、ちょっと強引すぎるよね。
 もう数話しか残っていないから仕方がないけどさ。

・「あたしの体は先生に生殺しにされたままなんです
 とき子も、所詮は坊ちゃんの体目当てか。ふっ・・・・。

・言ってくれないならいつまでもつきまといますよ、と言うとき子に
 「女優なら、その思いを演技に注ぎ込むことを考えなさい。
  僕に言えるのは、それだけだ」
 繰り返すようだけど、これは「ダンサー」のトニー(バリシニコフ)と
 ナディーン(レスリー・ブラウン)に通じる関係だけど
 腹が立つのは坊ちゃんだけなんだよなあ。
 言い方がマズイのか?
 (そんな問題じゃないか)

・牡丹座の「ボタバラ」は、演劇雑誌では酷評。
 「稚戯に等しい=子供の学芸会と一緒」
 子供の学芸会では「ボタバラ」はやるまい。
 そんなことを言われても、内容よりはヒステリー振りに
 とっても嫌そうな顔をしているけど
 とき子を壊したのは、坊ちゃん、あなただよ!!

・そんな状態でも若人は「モナムール」に。
 他に行くとこないんかい。
 戯曲集のある貸本屋と勘違いか。
 読んでいるのは「かもめ」
   かもめ
 「トレープレフは作家になったんだろう。
  どうして作品の中で悩みを解決しないんだ?」
 「作品と実体験は別」
 進一とにんじんは、真面目に議論。
 「女優は自分本位に生きられるんだから強い」という男性陣に
 「ニーナは嘘をつけないだけ」と、ひかるは反論。
 「自分が好きじゃない人に、好きだって言えないだけ」
 そこから芝居への台詞へ。
 「私の歩いた地面に接吻したなんて
  どうしてあんなことを仰るの。
  私なんて殺されても文句は言えないのに。
  ああ、すっかりヘトヘトだわ。
  ひといきつきたいわ。一人で。
  私はかもめ。
  いいえ、そうじゃない。
  私は、私は、女優。」
 その台詞を引き取るとき子。
 親切に演技指導か?
 でも、指導できるほどの演技力じゃないわよね。
 「私はあきらめないから。
  女優魂をかけて戦うから」
 火に油を注いでしまったか。
 「どうしよう、まったくなあ」って表情がナイスだぞ、にんじん。
 とき子が、女優として(再度)惚れさせ、そこから女として惚れさせる、とか、
 プライベートの妻より、仕事(劇団)での女優として
 坊ちゃんの心を占めよう、とか、そんなふうに考えられると
 丸く収まるが、それじゃあつまらいな。

・「今浜」
 露子にお古のワンピを与える美禰子。
 今浜で働かないかともちかける。
 前金でOK。
 またもや様子見に来た坊ちゃんも口添え。
 「ここらで際どい危険な生き方は止めて
  平凡だけど、心安らかに暮らすようにしたらい。
  それが必ず君の幸せに繋がるんだからね。」
 坊ちゃんの演説を頷きながら聴く美禰子。
 ヲイヲイ。

・「私に任せてちょうだい。
  ねえ、露ちゃん
 いきなり馴れ馴れしくなった二人に、露子は怪訝な顔。
 そりゃ、そうだ。
 不気味だよな。

・「
 うはーーー。
 最強の言葉だね、坊ちゃん。
 「この世の中、人間同士、みんな縁で繋がっているんだ。
  僕たちはそれを大切にしたいと思っているんだ。
  君との縁は切りたくないんだよ」
 「それだけ?」
 「あぁ、そうだ」
 この「あぁ」がクセモノだよな。
 「縁」なんか、関係ないっす。
 あなたを利用しようとしているだけなんっす。

・「僕たちは露子って女のことが可哀想でならないんだよ。
  見てられないんだよ。
  なんとかしてやりたいんだよ」
 フレーズを3回繰り返すのはクセなのか。
 口を挟ませない戦法か。

・露子は過去に、親切にされた人に売られそうになった経験アリ。
 それだけに親切には警戒しているのだが、
 「売る」とは明らかに関係なさそうな二人の親切は理解できず、さらに不気味。
 「い〜じゃないか、別にわからなくったって
  世の中にはそんな物好きな人間がいるってことさ」
 坊ちゃん気楽。
 気楽ついでに美禰子に任せきって去る。
 責任感のカケラもないな。
 まあ、それが(以下略)

・美禰子、露子を使うことをお丹に報告。
 「面倒を見ただけでなく、従業員にまでする義理がどこにある。
  一度落ちた人間をまともな道に戻すなんて、
  キリスト教の牧師にだってできないよ」
 反対するお丹。
 神父じゃなくて、牧師限定なのは、なにか理由があるのか。

・露子、「今浜」で働き始める。
 美禰子のレクチャーが全然足りん。
 騒ぎが起こったとしても、使う方の技量がないからだと思われる。

・今後、露子が嵐を呼ぶことになるらしい。


次回予告。
スナちゃんの目が怖いよ。
露子は案の定・・・
暴いてやるわよ!
とき子、テンパる。
【関連する記事】
posted by きんちゃん at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 坊ちゃん観察記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック