2006年06月20日

55話

・「今浜」の付きだしは「揚げなす」

・「今浜」の現状。
  ・人を雇うほど客は入らない。
  ・なにもかも統制で、材料も酒も手に入らない。
 板前もいないようだし、美禰子が料理を作っているのか?

・とき子、ビール瓶を倒す。
 うっかりさん。

・「通りがかりに、ちょっと寄せていただきましたの」
 とき子の入店理由、思いっきりアヤシイ。

・ひかる帰宅。
 「裏から入っていらっしゃい」
 裏口があったのか
 みんな普通に表から入って来てたじゃん。
 それこそ、美禰子が坊ちゃんに初めて会った日とかもさ。
 戦後にできたのか?

・「おかえりなさい、ひかるちゃん」
 考えてみれば、とき子ってば美禰子に怪しまれまくりなんだよな。
 もしかして、演技が下手?
 (中の人じゃなくて、とき子さんね)

・「あの人、お父さんの恋人なの。
  お母さんのことを見たかったんじゃない」
 ひかる、鋭いね。
 「そうなの、結婚するの」と言ってる美禰子が
 相当無理しているのも見抜いていますぜ。

・「美禰子に会いに行ったって?」
 びっくりな坊ちゃん。
 いらんことしい、とでも思ったか。
 「案外、かんじのいい人だったわ。
  もっとギスギスした人だと思っていたけれど」
 そんなことを言いながら、かいがいしく洗濯物を畳んでいます。
 「先生に向かって愛していない、なんて言える人、
  どういう人かとおもって」
 興味はあるだろうなあ。
 未練があるのもわかっているだろうしね。
 
・「そっとしておいてくれよ。
  あんまり思い出したくない過去なんだからなぁ」
 逃げてる、とは違うよな。
 考えても答えが出ないことなのだよな。

・ひかるを見ると、辛い過去を思い出す。
 ならば、と、とき子は提案。
 ひかるが父と母の間を行き交うと、
 坊ちゃんが美禰子を思い出して、また辛くなる。
 それなら、ひかるをこっちに引き取ればすっきりする。
 つまり。
 ひかるを引き取る代わりに、
 先妻とキッパリ縁を切れってことね。
 これはこれで正しいか。

・「感じやすい年頃の娘の母親役を演じるなんて。
  舞台で母親を演じるのとは違うんだよ。
  実生活ではへこたれるよ」
 他の劇団員はアルバイトをして生計を立てているが
 とき子は、喫茶店を親に出して貰っているので苦労知らず。
 ってことは、もともと金持ちなんだな。
 生活に余裕があるから引き取れる。
 それに、いろんな人生経験が女優としての糧になる
 坊ちゃんと先妻を引き離すのが第一目的としても、
 それ以外にも、自分のためにひかるを引き取る。
 こういう、自分勝手で、強引な理論を展開する女が
 坊ちゃんの好みなんだろうなあ。
 割れ鍋に綴じ蓋???

・「夫婦の基盤ができてないところに、
  先妻から子供を引き取るなんて早すぎ」
 まあ、あれだな。
 こんなふうに、ズルズルと関係をハッキリさせない坊ちゃんだから
 ひかるを引き取ることにより、外堀を埋めようって作戦だな。

・「先生から、前の奥さんに申し出てください。
  ひかるちゃんをこっちに引き取るって」
 片を付けてこい、ってことだわなあ。
 あーーーー、
 やな展開になっちまったなーーーー、って表情な坊ちゃんであった。
 嫌なことを先送りしていたけど、
 向かい合わなきゃいけなくなった、ってとこね。

・ひかる、「モナムール」へ。
 進一の呼び出しだったのに、店にいたのはにんじんだった。
 「お兄様と一緒じゃなきゃ、あなたとは会いませんから」
 でも、親戚だよね、いとこだよね。
 そんなに警戒しなくても。

・「進一を呼んでくるから、帰らないでくれ」
 弱気なにんじん。

・「モナムール」で、ひかると向き合うとき子。
 「お母さん、あれからなにか言ってなかったかしら?」
 探りを入れるが、
 「どうして、うちの店に来たんですか?」
 質問返しにあう。
 ちょっと、しどろもどろ。

・「あなた、女優になりたくない?」
 なにをいきなり!!!!!
 と、思ったけど、ひかるは前々から興味があったとな。
 「先生の娘さんですもの。
  素質に恵まれているわ」
 劇作家と役者の才能はイコールじゃないと思うんだがなあ。。。。
 クドカンは別だけど。

・「にんじん」を読んでいたから、芝居に興味があると思ったって、、、、、
 強引すぎないか?

・どうでもいいことだけど。
 とき子さん役の彼女はTV用の演技なんだねえ。
 栄子様の舞台芝居を見慣れた後だと新鮮かつ違和感。

・「今浜」では、坊ちゃんの再婚話について。
 「40過ぎた男が一人で暮らしていけるわけじゃなし」
 坊ちゃんは、いついかなる時も、
 一人では暮らしていけませんでしたけどね。

・とき子は、「ざっと見たところ20代後半」
 坊ちゃんとは一回りぐらい違うのか。

・「これであんたも顕彦さんとの復縁は、永久に無くなったってことよ。
  こんなこと、いまさら言っても仕方がないけどさ」
 嫌いで別れたんじゃないことぐらいは見抜いているお丹。
 でも、こういうお丹の物言いが出たときは、
 たいがい逆のことが起きるってもんなのよね。

・ひかる帰宅。
 食べ盛り。

・「お父さんと会うと、
  お母さんは元気かって、必ず聞かれるの。」
 お父さん、未練たらたら。

あたし女優になりたいの 
 誰か反対しろよ。

・「文句を言うなら、お父さんと離婚しなければいいでしょう!
  そんなこと、いまさらなによ!」
 もしかしてひかるには、
 自分が母を殺人者にしてしまったとか、
 自分のせいで、母は父と別れざるを得なかったとか、
 そんな負い目があるのかなあ。

・坊ちゃん、覚悟を決めて「今浜」へ。
 「懐かしいね」
 微妙に距離感。
 元夫婦は他人なのか、そうではないのか。

・「最近劇場は映画館になって、
  活動範囲は狭まるばかり」
 苦労が多いながらも、いまの仕事を生き生きと語る坊ちゃんの姿を
 「水を得た魚のよう」と美禰子は思う。
 「そうかなぁ」
 坊ちゃん、まんざらでもない。

・坊ちゃん、ようやく本題へ。
 「ひかるを引き取りたいという話が持ち上がって」
 あくまでも、自分が言い出したんじゃないよ、
 って表現だよな。
 「駄目なら駄目で仕方がないんだが、
  どうだろうかと思ってね。
  いけないかね」
 自分の意志で、どうしても、、、、とは言えんのかね。

・ひかるは、とき子の手配で「フィガロ結婚」を見てきた模様。
 オペラではなく、ストリートプレイ?
 ものすごく綺麗なパンフレット(プログラム)だわよ。
 カラーよ!カラーーーーっっ!!!
 横書きが左から、って、いつからだっけ?
 もう少し後なような気がしなくもないんだけど。
 (不確かだが調べる気力なし)

・「フィガロなんか、ただの下僕なのに、
  あの手この手で伯爵をやっつけるのが愉快」
 どこかで、聞いたことがあるような話・・・?

・ひかるが芝居を見たのは「東京ピカデリー劇場」
 まさに、現在映画館だよ!!!!
 ちなみに同じ場所にある(本当はビルが違うけど)映画館「日劇」も
 元は劇場。
 劇場所属のダンサーもいましたよね。おひょいさんとか真島さんとか。
 李香蘭のリサイタルで、ビルの外周に3周半するほど客が来たところ。

・ちなみにBGMは「ラ・ヴィアン・ローズ」
 とき子はおフランス好きなのか?シェーーーーーーッッ!

・「今浜」では話し合いが続く。
 「ひかるを引き取りたいと言っているのはとき子の方だから
  気兼ねはいらない」
 自分の意志じゃないとでも?

・「それだけ、あなたのことを愛していらっしゃるのね」
 「それは、まあ *即答
  そういうこともあるかもしれないが」

・坊ちゃんの、心のしこりは、美禰子の
 「自分にはひかるを育てる資格はない」という言葉。
 「あの言葉が頭にこびりついて離れなくって。
  どういう意味なんだ。
  僕は君のこと、申し分のない母親だと思っていた。
  どうしてあんなことを言ったのかって
  別れた後も、時々考えていたよ」
 美禰子の不用意な一言が、未練の元だったのね。

・美禰子は答えず。
 「ひかるの気持ちを聞いてみます」
 ひかるを渡す決心をしたそうな。


次回予告。
「お母さんが人を殺すところを見たの」
ひかる、坊ちゃんに告白。
「はっきり言ってくださいな」
坊ちゃん、とき子に責められている。
真実を知って、美禰子に気持ちが戻ったか。
相変わらず気持ちが定まらない男だのう。
そして、
そして、、、
スナちゃん帰還! 
スナちゃ〜〜〜んんっっっ!
待っていたよーーーーーーーっっ!!!! 
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posted by きんちゃん at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 坊ちゃん観察記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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