2006年05月30日

41話

・戦時中を表す街頭の張り紙。
 「非常時禁酒す
  一日ノ酒代四百万円
  国民徴用良心總動」
 「少年戦車兵募集」

・「一度破った写真をつなぎ合わせてみる」=なにかを思い出した。
 ってのは、ちょっと短絡過ぎないか、お丹さん。
 短絡なのがお丹だけどさ。

・「顕彦さん」
 お丹、坊っちゃんを婿扱い。
 御前の息子だよ。(少なくとも戸籍上は)

・「あんたがそんなことじゃダメじゃないの」
 お丹、さらに、坊っちゃんを叱る。
 立場強すぎ。

・「ユリエが美琶子なら、妹と結婚したことになるから
  認めたくないのはわかるけど、
  現実は現実」
 認めたがっているのはお丹(のみ)。

・「その現実が曖昧なんです」
 この台詞だけだと哲学的だわ。

・「そんなことないわよ!
  私なんか直感でビンビンわかるわよ!」
 ビンビンですか、そうですか。
 でも、根拠はないわよね。

・「それは、あくまでも直感で」
直感でなにが
悪いのよ!

 お丹、反論する坊っちゃんを一喝。
 無理が通れば通り引っ込む。

・網元夫妻上京。
 美禰子、坊っちゃんを網元夫婦に引き合わせる。
 「女将さんより、美琶子さんのことをわかってらっしゃる」
 「そうなのよ」
 なぜ笑顔か、お丹。

・「美琶ちゃんなら、夢みたいな話だねえ」
 「ユリエだなんて、とんでもない」
 浮かれる網元夫妻の会話に
 微妙な顔の坊っちゃん。

・ご一行、「ミモザ館」へ。
 途中にあった「女 女」はどんな店なんだろう。

・「亀遊館」の番頭さん(?)
 場にそぐわないご一行を見て、ちょっとビックリ。

・「女郎屋ってところが美琶子らしいじゃないかよ」
 網元オヤジ、容赦なし。

・ユリエ、戦時下だというのに
 ぶ厚いステーキを食べている。ミディアム・レアがお好み?

・「あんたたち・・・」
 感動の再会か?

・「まーた美琶子芝居をしかけやがって」
 そんなことはなかったか。
 しかし、これって、「ガス燈」だよなあ。
 見てる方は美琶子だから、早く観念しやがれ、って思うけど
 本人からすると堪らないだろうなあ。
 あんたの思い込みの方がおかしい、って
 よってたかって言われるんだもんなあ。

・「18(歳)になるまで、大事に大事に育ててきたんだぞ」
 その「大事」とは、
 「病気をさせちゃいけない、
  怪我をさせちゃいけない、って
  どんなに気遣ったか」
 であって、性格面は頓着せず。
 まあ、あの母だもんなあ。
 どうしようもないよなあ。。。
 育ての母の言葉に頷く美禰子。
 自分とは違う方法で育てられた実感があるんだろうなあ。

・「貴婦人になるのが夢だったじゃない」
 「淫売屋の女将だよ。
  いざとなれば、女は、貴婦人にも娼婦にもなれるのよ」

・「左の脇の下に、大きなホクロがあるだろう」
 「ホクロ?」
 お丹、知らず。
 「それが生みの母と育ての母の違いだよ!」
 網元夫人、胸を張る。
 えらそうに。

・「あんたは夫婦だったのにわからないの!」
 「そんなところまでは・・・」
 お丹の責めに、坊っちゃんタジタジ。
 あんまり見ないよなあ。
 寛次郎ならチェックしてそうだけどさ。

・ユリエ、最近記憶が蘇ってきたとな。
   自分は関西・堺の生まれ。
   「やましゅう(山舟かな??)」という廻船問屋の一人娘。
   乳母日傘で、花よ蝶よと育てられたが
   女学校に上がったころ、母が死亡。
   父の後妻と折り合いが悪く、
   女学校卒業と同時に結婚させられそうになったので
   家を飛び出した。その後は大阪・神戸と放浪、最後は満州へ。
 「そんな話、初めて聞いたよ」
 誰もが初耳だよ。

・「そういうわけなんよ」
 いきなり関西弁。
 網元オヤジ、呆然。
 坊っちゃん、嬉しいような、そうでないような。

・「今浜」に戻り、作戦会議。
   「作り話じゃないか」
   「関西弁をしっかり喋っていた」
   「そこがおかしい」
   「あんな話、作ろうと思えば
    美琶ちゃんならお手のものだわ

    → 美禰子のこういうところがキライだわ。
   「関西弁がペラペラ。
    関東生まれにはなかなかできないよ」
   「記憶が戻って、生まれた場所の方言まで思い出した?」
  結論は
  わかんねーな
  どういうことなのか

・「ミモザ館」では、ユリエが新しいドレスを坊っちゃんに披露。
 「どう、このドレス」
 「絹かい?綺麗だよ」
 夫婦の会話だなあ。

・美禰子は、記憶が戻ってきて自信がついた。
 「今までは中心がグラグラしていて
  なにをやっても現実感が無くって
  雲の上を歩いているようだった」
 これからは心を入れ替えて暮らす、と。
 「あなたの過ちも優しく受け止めてやっていけると思うの」
 ユリエ、作戦変更らしい。
 坊っちゃんは見抜いているかな??無理か???
 見抜けなくても気持ちは変わらなそうだけどな。

・「ミモザ館」
 娼婦達がジャズで踊っている。
 学生さんの客はアケミが担当に。
 ユリエ、娼婦の一人と踊る。
 ジャズというより、フォークダンス系。
 ユリエはこの娼婦に大阪弁を習ったらしい。
 と、いうことは・・・・。
 あの生い立ちも「他人の人生」。

・憲兵の手入れ。
 ユリエが煙に巻く。
 「これはドイツの音楽ですわ」ぐらい言って欲しかった気も。

・「音量を大きくして!」
 銀さん、ガッツポーズ。
 皆で踊るが、どこまでもフォークダンス系。

・「どうしたんだ。
  みんな調子に乗っているじゃないか」
 坊っちゃん、笑顔。脳天気だわ。
 経営者としては、憲兵が来たときにこそ出てきて欲しかったわよ。

あんな憲兵なんか
 屁のカッパよー
 ユリエ、逞しいなあ、好きだなあ。

・「ミモザ館」夫婦の寝室。
 気合いを入れてパジャマに着替える坊っちゃん。
 「新しい愛の歴史を・・・」
 ユリエに覆い被さる。

・坊っちゃん、ユリエの左脇下をしつこく攻める。
 それじゃバレるよーーーー。
 ・・・・しっかりバレた。作戦失敗。
 終わってから確かめるとか、もっと自然にできなかったのかねえ。

この裏切り者
 あんたなんか、もう
 どうでもいいわっ
 ついにユリエの堪忍袋の緒が切れる。

・「見せてくれたっていいじゃないか」
 坊っちゃんの言い訳、下手すぎる。

・「よくも騙してくれたわね」
 手元のグラスを投げつける。
 写真立てにジャストミート。
 ナイス・コントロールッ!

・坊っちゃんはビビるだけ。
 「騙すつもりは・・・・」
 あったよねえ。

・「あんたみたいな卑怯な男、
  もう、いいわよ!!
  もう愛してくれなくていいのよ!
 愛なんか要らない
  あんたは美禰子と、双子の卵のようにベッタリくっついていればいいんだ!
  もう知らない!
  勝手にしろ!!!!!!」
  絶縁宣言。

・「俺は本当のことを知りたいだけだよ」
 坊っちゃんの場合、妹だとわからない方が幸せなのか。
 妹だからと言って、音便に別れる方がいいのか。
 わからんなあ。
 どっちにしろ、辛いコースだな。

・「あんた達なんかに教えない。
  自分だけが知っているんだ」
 それが復讐だというユリエ。
 確かに生煮え状態が永遠に続くのはイヤだよねえ。

・「この恨み、必ずはらしてやる
  どんな手を使ってでも、必ずはらしてやる

 ユリエ、宣戦布告。

・坊っちゃん、「今浜」で反省会。
 「よく見えなかった。
  あんなことまでしたんだけどな」
 焦りすぎたのが敗因だと思います。

・「ホクロがないなら、見せればいい。
  そうしないのが怪しい。
  (机をバンッと叩き、合いの手を入れる
  絶対怪しい!!!!」
 お丹、テンション高。

・隼一、ようやくユリエとベッドに。
 「キレイだなあ。
  女神だ。
  あんたにひれ伏して拝みたいぐらいだ」
 こう言うからには、前回は未遂だったのか。
 金だけ取られちゃったのかなあ。
 いわゆる「裏を返す」状態か。

・「もう誰も信じられないの。
  信じられるのはあんただけ」
 「あんたのためなら死ねる」
 その会話中、見えました!!
 左脇下にホクロ
 やっぱり、やっぱり、ユリエは・・・。

・「大丈夫だ
  僕が守る
 絶対無理ーっ!
 の、TVに向かっての叫び声が
 日本中で湧き起こっていたのに違いない。

・「これまでにも大夫ひどいことをされたけれど
  今度は命を狙われるのでしょうか」
 美琶子の行いの数々を、ねちっこく覚えていそうだな、美禰子は。


次回予告
創作料理第二弾。
ミラノ風カツレツ「ミモザ館」バージョン
「今浜」にヤクザが乗り込む。
特高のオヤジはどうした。
だからあのときユリエを逮捕していれば!
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posted by きんちゃん at 15:18| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 坊ちゃん観察記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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